イギリス編

日本にいながら口座を開設できる海外銀行をお探しの方へ。ここでは、イギリス各銀行の金利について解説します。

目次

イギリスの銀行金利は?

定期預金金利は0.3%ほど

歴史的に見ても、欧州の中心的存在である英国。現在でも世界の政治・経済に対して影響力を持っています。

イギリスの大手銀行の定期預金金利は0.3%ほどで、1,000万円預ければ年間3万円ほどの利息を得られる計算です。

英ポンドの変動幅は近年、ユーロや米ドルに比べてやや大きいのが特徴。また、EU離脱などにより先行きがまだ不透明で、今後金利が大幅に下がるリスクも考えられます。

このため、リスクを取って、より大きな為替差益を得たい方に向いているかもしれません。

AERを正しく理解しよう

イギリスの銀行口座には「Current Account」(当座預金口座)と「Saving Account」(貯金口座)の2つがあります。

「Current Account」は、給与受取や、各種支払いなどに利用する口座のため、利息は付きません。資産運用は、利息が付く「Saving Account」や、積立定期預金である「Regular Saving Account」で行います。

また、イギリスで金利を表す際に使われるのが、AERです。AERとは、Regular Saving口座の前月の金額に対して適用される金利のこと。例えばAERが1%で、口座に3,000ユーロあった場合、30ユーロが年間の利息になります。

ただし、毎月250ユーロずつ積み立てて1年間で3,000ユーロになった場合、年間の利息は16.25ユーロにしかならないので注意しましょう。

イギリスの主な銀行の金利

銀行名 普通預金金利 定期預金金利
スタンダードチャータード銀行 米ドル最大0.600%
HSBC銀行 米ドル最大0.900%
バークレイズ銀行 0.25% 2.75%

※参照元:SEKAI PROPERTY「海外銀行の金利ランキング2022!デメリットや税金についても紹介」(https://ja.sekaiproperty.com/article/3990/overseas-bank-interest)

※参照元:合同会社PPS(https://pps-life.co.jp/scb/)

日本で開設できる銀行は?

いずれも現地で手続きが必要

イギリスを拠点とする銀行のうち、スタンダードチャータード銀行とHSBC銀行では、非居住者でも口座を開設することが可能。いずれも、定期預金をすることで、日本よりも高い金利を得ることができます。

オンラインでの申し込みはできないため、必ず現地へ行く必要がありますが、サポート会社に依頼すれば、スムーズに口座開設を行えるでしょう。

口座開設にかかる日数なども現地の状況により変動するため、開設を検討している方は、相談してみてください。

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De:money編集チームより

まとめ独自の価値を維持するも、まだ先行き不透明

歴史的に見ても高い金利を維持している英ポンド。多くの欧州先進国がユーロを導入している中で、英ポンドは一つの選択肢として価値を維持しています。

近年の変動幅はユーロや米ドルに比べて大きいですが、定期預金金利は0.3%ほどと、日本よりも高金利。ただし、EU離脱などによる金利の低下なども考えられるので、リスクを視野に入れて検討してみましょう。

こちらのページでは、高金利かつ、日本にいながら開設できる海外口座を紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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「海外銀行口座開設」のプロフェッショナル

合同会社PPS吉岩勇紀代表
合同会社PPS
吉岩勇紀代表

2007年創業、これまで2,500人以上の海外銀行の口座開設をサポート。独自の人脈と豊富な知識で海外銀行とのコネクションを築く。現在はプライベートバンク(モナコ)・アクレダ銀行(カンボジア)・JDB銀行(ラオス)をはじめ、計8銀行の口座開設をサポートしている。

※2023年4月20日調査時点