BCEL銀行(ラオス)は日本にいながら口座開設ができる?
このページで分かること
- BCEL銀行の口座開設は現地で対面にて手続きしなければいけません
- 滞在先はホテルでも良いですが観光ビザで口座を開設することはできません
- 英語など言葉に不安があれば現地の知人などからサポートを受けると安心です
日本にいながらBCEL銀行の口座開設は難しい
日本からBCEL銀行の口座開設はできません。BCEL銀行の口座開設は現地当局の発行する関連書類の提示や滞在許可証などが必要となりますし、原則対面で手続きしなければいけないので日本にいながら口座を開設することはできないのです。
BCEL銀行は国有銀行でラオスで最もメジャーな銀行ですから支店も多いですし、キャッシュレス決済に対応している店舗も多くあるため使い勝手は良いのですが、観光のときに便利だからと口座を作るようなことはできないのです。
日本でのBCEL銀行の口座開設が難しい理由
ラオス当局が発行する「滞在許可証」または「労働許可証」が必要
BCEL銀行で口座を開設するときは、ラオス当局が発行する以下の書類が必要となります。
- 滞在許可証:在留許可レターまたはIDカード(ラオスでの身分証明書)
- 労働許可証:就労許可レター(滞在許可証ではなくパスポートと労働許可証でも可能)
日本からラオス当局発行の書類を用意するのが難しいため、ラオスに行くことなく口座を開設するのは現実的ではありません。
観光客や一時的な滞在者には対応をしていない
ラオスで口座を開設するときに必ず一定の在留資格が必要です。観光ビザなど短期滞在の観光客が口座を開設することはできないと考えてください。
以前は観光ビザでも口座開設できたという人がいるかもしれませんが、規制が強化されているため基本的にはNGだと考えてください。また、BCEL銀行はオンラインでの口座開設手続きを完結することができません。
ラオス在住であれば開設は可能か?
ラオスに住んでいれば、日本人がBCEL銀行の口座を開設することはできます。必要な書類を用意し、現地で手続きをすればスムーズに開設できるでしょう。英語に対応している担当者もいますが、言葉に不安があれば現地在住の知人にサポートを依頼するのも良いでしょう。
開設に必要な書類と手続き
BCEL銀行の口座開設に必要な書類はこちらです。
- パスポート
- 滞在許可証
- 労働許可証
- 現地住所情報
現地で働いていなくても、語学学校に通っている証明があれば労働許可証をクリアできる場合があります。
現地住所は、滞在しているホテルでも問題ありません。住所よりも労働許可証が重視されます。手続きの流れも見てみましょう。
- 1、BCEL銀行支店へ行く
- 2、申込書に記入する
- 3、書類を提出する
- 4、審査を受ける
- 5、初回入金を済ませて手数料を支払う
- 6、口座開設手続き完了
海外口座開設サポートを利用すればBCEL銀行の口座開設ができるか?
海外口座開設サポートを利用しても日本にいながらBCEL銀行の口座開設をすることは困難です。必要書類も現地当局が発行したものがありますし、口座開設には最終的に対面での手続きが必要です。
海外口座開設サポートは書類の用意や作成、現地担当者とのやり取り、翻訳などのサポートが受けられますが、最終的に自分自身での渡航、手続きが必要となるため注意が必要です。
代替手段はある?
ラオスへの送金が目的である場合は海外送金サービスを利用するのもおすすめです。国際送金サービスの1つであるWiseは、1つのアカウントで複数通貨を管理でき海外から資金が受け取れます。必要なのは身分証明書のみで、オンラインで口座開設が可能です。
BCEL銀行は日本での口座開設が困難ですが、他の銀行であれば日本にいながら海外口座を開設できるものもあります。その際におすすめなのが、海外口座開設サポートです。
海外口座開設サポートは必要書類や提出書類の書き方、手続き方法の案内から開設後の相談対応までサポートしてもらうことができます。言葉の壁で口座開設が難しい場合でもサポートがあれば安心です。
オンライン手続きができる銀行など日本で手続きが完結できるものもありますが、最終的に現地渡航が必要となる場合もあります。開設を希望する銀行についてしっかり調べておきましょう。
BCEL銀行の口座開設は現地での対面手続きが必要です
BCEL銀行では対面での口座開設手続きが必要ですし、当局発行の滞在許可証などの書類も必須となるため日本にいながら口座開設をするのは現実的ではありません。
ラオスに住んでいれば、パスポートと滞在許可証などの必要書類で比較的簡単に口座は開設できます。観光ビザなど短期滞在で口座を作ることはできないので気をつけてください。
海外口座開設サポートを利用して他の海外銀行口座を作ることはできます。言葉に不安がある人でも必要書類準備や作成、翻訳など助けてもらえますし、口座開設後も受けられるサポートもあるのでぜひ検討してみましょう。
by
合同会社PPS
「海外銀行口座開設」のプロフェッショナル

- 合同会社PPS
- 吉岩勇紀代表
2007年創業、これまで2,500人以上の海外銀行の口座開設をサポート。独自の人脈と豊富な知識で海外銀行とのコネクションを築く。現在はプライベートバンク(モナコ)・アクレダ銀行(カンボジア)の口座開設をサポートしている。
※2025年1月30日調査時点